ヒドロキシアパタイトは安全?家族みんなにすすめたい理由とフッ化物との違い
ヒドロキシアパタイトは、オーラルケアの新しい主役として注目を集めている成分です。大人にも子どもにも人気が広がるなかで、「ヒドロキシアパタイトって安全なの?」と気になる人も多いでしょう。この記事では、ヒドロキシアパタイトとは何か、なぜ安全といわれるのか、フッ化物との違いを、研究の情報も交えて紹介します。
この記事のポイント
- ヒドロキシアパタイトは、リンとカルシウムを主成分とする鉱物で、骨の約65〜70%、エナメル質の約95〜97%を占めています。
- 体内にもともとある成分と同じで、生体模倣性・生体親和性が高く、毒性がないとされています。
- フッ化物はとりすぎると歯のフッ素症の原因になることがありますが、ヒドロキシアパタイトにはその心配がありません。
- Davidsでは、ミント系とミントフリーの両方で、家族で選べるナノヒドロキシアパタイト配合の歯みがき粉をそろえています。
ヒドロキシアパタイトとは?
ヒドロキシアパタイトは、主にリンとカルシウムでできた天然の鉱物です。私たちの体にもともと存在し、骨や歯の土台をつくっています。健康な骨の約65〜70%(英語)、健康なエナメル質の約95〜97%(英語)がヒドロキシアパタイトです。
オーラルケアの話題では、「ナノヒドロキシアパタイト」という言葉をよく耳にします。歯みがき粉に配合されるヒドロキシアパタイトは「生体模倣性(バイオミメティック)」があり、体内のヒドロキシアパタイトと同じような成り立ちと性質をもっています。
ナノヒドロキシアパタイトは、ヒドロキシアパタイトをとても小さな粒子にしたものです。研究では、ナノサイズの粒子がエナメル質に付着し、表面の細かな傷や凹凸を埋めることが報告されています。
※成分についての一般的な研究の紹介であり、特定の商品の効能・効果を示すものではありません。
Davidsの歯みがき粉では、歯の表面をなめらかに整え、歯を白くする目的でナノヒドロキシアパタイトを配合しています。
ヒドロキシアパタイトは安全?
はい、ヒドロキシアパタイトは安全性の高い成分とされています。体内にもともとある成分と同じなので、フッ化物のような「とりすぎ」の心配がありません(フッ化物については次の章で説明します)。ヒドロキシアパタイトは「生体模倣性」「生体親和性」があり、「毒性がない」成分です。専門用語ばかりなので、それぞれの意味を見てみましょう。
- 生体模倣性(バイオミメティック):歯みがき粉のナノヒドロキシアパタイトが、歯や骨にもともとある物質と同じような成り立ちをしていること。
- 生体親和性:体に触れても、思わぬ副作用や害を起こさないこと。
- 毒性がない:有害な化学物質を含まず、危険や不快な症状を引き起こさないこと。
大人はもちろん、妊娠中の人や、まだ上手にうがいができない子どもも含め、家族みんなで安心して使える成分です。
ヒドロキシアパタイトとフッ化物
では、長年オーラルケアの主役だったフッ化物と比べるとどうでしょうか。まずは、2つの成分の歴史を見てみましょう。
- アメリカでフッ化物が広まったのは1945年。ミシガン州の都市が、むし歯を減らす目的で水道水にフッ化物を加えはじめたのがきっかけです。以来、フッ化物はオーラルケアの代表的な成分となり、米国歯科医師会(ADA)の認証を得るうえでも重要な成分とされてきました。
- それから数十年後の1970年代、NASAが宇宙飛行士のためにヒドロキシアパタイトの研究を始めました。無重力に近い環境から戻った宇宙飛行士の歯や骨のための研究です。その後まもなく、ヒドロキシアパタイトは市販の歯みがき粉に使われるようになり、日本では今もオーラルケアの成分として広く親しまれています。
アメリカではフッ化物が主流ですが、近年の研究では、エナメル質の再石灰化についてヒドロキシアパタイトがフッ化物と同等の結果を示したという報告もあります(いずれも英語)。
- 2019年の研究では、ヒドロキシアパタイト配合の歯みがき剤と2種類のフッ化物配合の歯みがき剤を比較し、ヒドロキシアパタイトは安全で有効な代替手段であると結論づけています。
- 2019年の別の研究では、むし歯になりやすい子どもにとって、ヒドロキシアパタイト配合のオーラルケア用品はより安全な選択肢になりうると結論づけています。
- 2020年の研究では、初期むし歯の再石灰化について、ヒドロキシアパタイトがフッ化物と同等の結果を示しました。
- 2022年の研究では、フッ素症のリスクがある幼い子どもにとって、ヒドロキシアパタイト配合の製品はフッ化物の安全な代替手段であるとしています。
これらは数多くある研究のほんの一部です。
※成分についての一般的な研究の紹介であり、特定の商品の効能・効果を示すものではありません。
ヒドロキシアパタイトとフッ化物の大きな違いは、フッ化物は生体親和性のある成分ではないという点です。大量に摂取すると毒性があり、水や食べ物、オーラルケア用品からとりすぎると、フッ素症につながることがあります。
フッ素症とは?
歯のフッ素症は、フッ化物をとりすぎたときに起こる副作用で、歯に白や茶色の斑点ができます。多くは、永久歯がつくられている幼い時期に、子どもがフッ化物をとりすぎることで起こります。全身の健康に害があるわけではありませんが、見た目の面で好ましいものではありません。
また、歯のフッ素症だけでなく、フッ化物の強い毒性が長期的な影響を及ぼす可能性についても研究が続けられています(英語)。こうした点も、Davidsがヒドロキシアパタイトを選んだ理由のひとつです。フッ化物不使用の歯みがき粉なら、大人も子どももフッ化物のとりすぎを気にせずに使えます。
※一般的な情報の紹介であり、特定の商品の効能・効果を示すものではありません。
家族で選べる、Davidsのナノヒドロキシアパタイト配合歯みがき粉
Davidsには、家族みんなで使える、ナノヒドロキシアパタイト配合の歯みがき粉があります。
ミント派の方には、Hydroxi™ ホワイトニングトゥースペースト(センシティブ)がおすすめです。上質なミントオイルのすっきりした香味で、ナノヒドロキシアパタイトが歯の表面をなめらかに整え、歯を白くします。ミントの刺激が気になる方や子どもには、マイルドミントもあります。
ミントが苦手な方には、Hydroxi™ ホワイトニングトゥースペースト(オレンジバニラ)を。センシティブと同じナノヒドロキシアパタイトなどの成分を配合し、ミントオイルの代わりに天然由来のフルーツの香味を使った、ジューシーでおいしい歯みがき粉です。
すっきりミントも、フルーティーなオレンジバニラも。家族みんなで、安心して毎日の歯みがきを楽しんでください。
この記事について
この記事は、米国Davids公式サイトのブログ記事「is hydroxyapatite safe? why this superhero is the best choice for the whole family」(2024年8月26日公開)を、日本の読者向けに翻訳・編集したものです。
記事内で紹介している研究や情報は、成分や習慣についての一般的な内容です。日本で販売しているDavids商品の効能・効果を示すものではありません。日本での商品の効能・効果は、各商品ページの表示をご確認ください。