キシリトールとは?歯みがき粉に使われる理由・安全性・歴史をわかりやすく解説
代替甘味料については、さまざまな情報が飛び交っていて、混乱してしまうのも無理はありません。歯みがき粉にとって甘味料は欠かせないもの。おいしい味にしたい一方で、砂糖は虫歯の原因として知られています。
おいしくて、毎日安心して使える歯みがき粉にするには? Davidsの答えはキシリトールです。この記事では、歯みがき粉に使われるキシリトールについて、正体や原料、歴史、安全性、研究でわかっていることを紹介します。
この記事のポイント
- キシリトールは植物由来の天然甘味料で、砂糖と同じくらいの甘さがあります。
- 研究では、虫歯の原因菌に利用されにくく、唾液の分泌を促すことが報告されています。
- 米国FDAが食品添加物として認めている成分ですが、犬には有害なので注意が必要です。
- Davidsの歯みがき粉は、すべてのフレーバーにキシリトールを配合しています。
キシリトールとは?
キシリトール(xylitol)は、植物由来の天然甘味料です。甘い味に加えて、唾液の分泌を促し、ミュータンス菌などの虫歯の原因菌の「エサ」にならないことが研究で知られています。
※成分についての一般的な研究の紹介であり、特定の商品の効能・効果を示すものではありません。
キシリトールが発見されたのは1891年。広く使われるようになったのは第二次世界大戦中のことです。フィンランドでは、砂糖が戦争のために回されたため、その代わりとしてキシリトールが使われました。戦後、砂糖が再び普通に使われるようになると、虫歯が増えたことに気づきます。これをきっかけにキシリトールの研究が進み、1970年代には、砂糖の代わりにキシリトールをとっていた人は虫歯が大幅に少なかったことが報告されました。こうして、歯みがき粉に使われるキシリトールへの関心がさらに高まりました。
※成分についての一般的な研究の紹介であり、特定の商品の効能・効果を示すものではありません。
キシリトールは安全?
キシリトールは、米国FDA(食品医薬品局)が認めた食品添加物で、食べても安全とされています(もちろん歯みがきに使っても)。研究(英語)でも、長期的に摂取しても安全であることが示されています。ただし、食品から大量にとるとおなかがゆるくなることがあるので、キシリトール入りの食品は少しずつ試すのがおすすめです。歯みがき粉に含まれる量なら、(チューブを丸ごと食べたりしない限り)心配はいりません。
注意したいのは、キシリトールは犬にとって有害だということ。キシリトール入りの歯みがき粉は、ペットの届かないところに保管しましょう。
研究で報告されているキシリトールの働き
キシリトールについては、口の健康に関する研究が数多く行われています。
- 虫歯の原因菌への働き:研究では、キシリトールが虫歯の原因菌の「エサ」にならないことで、歯垢がつきにくくなり、口の中のpHが整い、虫歯になりにくくなることが報告されています。
- 口の中の細菌バランス:キシリトールは、よい菌のエサになるプレバイオティクスとして働き、口の中や腸の細菌バランスを保つ可能性があると考えられています。多くの糖とは逆の性質をもつ、珍しい甘味料です。
- 唾液の分泌:キシリトールにはひんやりとした清涼感があり、唾液の分泌を促します。唾液が増えることで、口の乾きを防ぐことにつながります。
- 炎症との関係:キシリトールが、炎症反応を引き起こす小さなたんぱく質「サイトカイン」(英語)の産生を抑えることを示した研究もあります。
※成分についての一般的な研究の紹介であり、特定の商品の効能・効果を示すものではありません。
砂糖と同じくらい甘く感じられる数少ない代替甘味料として、キシリトールは歯みがき粉、マウスウォッシュ、ミントタブレット、ガム、焼き菓子、グミのサプリメント、ナッツバターなど、さまざまなものに使われています。
研究では、キシリトールは使う頻度と継続が大切だとされています。毎日の歯みがきは、キシリトールを習慣に取り入れる手軽な方法のひとつです。
Davidsの歯みがき粉とキシリトール
Davidsの歯みがき粉は、すべてのフレーバーにキシリトールを配合しています。トウモロコシやビーツを原料にすることも多いキシリトールですが、Davidsではアメリカで育った白樺由来のキシリトールを使っています。
キシリトールは、植物性グリセリン、粒子の細かい研磨剤、上質なペパーミント精油、ナノヒドロキシアパタイトなど、ほかのこだわりの成分とともに配合しています。これらを組み合わせることで、歯垢を除去し、口臭を防ぎ、歯を白くする、すっきりとしたみがき上がりを目指しています。同じ「炭酸カルシウム」「含水シリカ」という成分名でも、原料の品質や粒子の細かさによって、研磨力の強いものもあれば穏やかなものもあります。Davidsでは、エナメル質を傷つけないよう、粒子が細かく品質の高い研磨剤を厳選しています。
Hydroxi™ ホワイトニングトゥースペーストには、キシリトールとナノヒドロキシアパタイトの両方を配合しています。2つの成分についての研究は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
この記事について
この記事は、米国Davids公式サイトのブログ記事「all you need to know to feel good about xylitol in toothpaste」(2023年12月12日公開)を、日本の読者向けに翻訳・編集したものです。
記事内で紹介している研究や情報は、成分や習慣についての一般的な内容です。日本で販売しているDavids商品の効能・効果を示すものではありません。日本での商品の効能・効果は、各商品ページの表示をご確認ください。